オオカミ少年 -超-

だらだらと当たらない予想を書き続けていたら元号が変わっていたの儀

新潟11R  新潟大賞典

◎エアウィンザー
○レッドガラン
▲ブラヴァス
△ダイワキャグニー


休み明けのエアウィンザーが仕切り直し。昨年の大阪杯5着*1 はこのメンバーなら大威張りできる実績。それでいてハンデ57.5kgなら恵まれた。G3なら馬券圏内は堅い。単複を厚めに、馬連流しで小遣い稼ぎできれば。

*1:1着から順にアルアイン、キセキ、ワグネリアンマカヒキ、同馬、ブラストワンピース、スティッフェリオ

東京11R  NHKマイルカップ

◎タイセイビジョン
○レシステンシア
▲サトノインプレッサ


久々に好メンバーが揃ったNHKマイルカップ。マル外の衰退でレース創設当初の意義を失っており、かつ開催時期がクラシックの谷間なこともあって空き巣レースになりがちだったからね。昨日の京都新聞杯アドマイヤビルゴ不発で牡馬クラシックはコントレイル、サリオスの2強に絞られており、牝馬はデアリングタクト1強状態。今年に限れば、クラシックよりも全然面白いわな。(馬券的に)

 
本命はタイセイビジョン。朝日杯はサリオスの2着、アーリントンCは楽勝。2歳G1の時計だけ見ればレシステンシア優位に映るが、向こうは東京コース初経験かつ関東遠征も初めて。タイセイビジョンは京王杯2歳Sで経験済(楽勝)なのはアドバンテージ。相手は桜花賞2着の2歳女王レシステンシア。伝統的に牝馬が強いレース*1 だし、初東上と初コースを克服できれば優勝候補であることは間違いない。

▲サトノインプレッサは無傷の3連勝中。毎日杯で破ったアルジャンナ(東スポ杯2歳S 2着)、こぶし賞で負かしたギルデッドミラー(アーリントンC 2着)と戦ってきた相手も弱くない。外枠、初東上とマイナスはあるが、G1に滅法強い矢作厩舎。母はマイルCSに3年連続出走した欧州馬サプレザ、「母の日」繋がりだと一番ありそうではある。

もう1頭の無敗馬ルフトシュトロームは戦ってきた相手が弱い。レーン人気だけで4強に数えられるのはちょっと違うかなと思う。

京都11R  天皇賞・春

◎フィエールマン
▲メイショウテンゲン
△ダンビュライト
△スティッフェリオ
△エタリオウ


休み明けでも大外枠でも◎フィエールマンから。凱旋門賞帰りの有馬記念4着は実力の証明。昨年よりもメンバー弱化しているし、唯一の敵ユーキャンスマイルは岩田康誠骨折で乗り替わりなら連覇濃厚。フェノーメノキタサンブラック、古くはメジロマックイーンとリピーターレースだしね。連で狙うなら穴っぽい伏兵か。
 

菊花賞ステイヤーズSダイヤモンドS阪神大賞典と長丁場専用機の道を歩んできている▲メイショウテンゲンは、エリザベス女王杯スノーフェアリーの2着したメイショウベルーガの子。母父フレンチデピュティは過去に同レースの勝ち馬アドマイヤジュピタを輩出とスタミナ自慢の血統。

ダンビュライトは気性的にアテにならないルーラーシップの子だが、鉄砲には強く人気薄で走るので妙味あり。スティッフェリオは実績の割に舐められてる。エタリオウは腐っても菊花賞でフィエールマンとハナ差2着馬で大舞台に強い父ステイゴールド

京都11R  読売マイラーズC

◎インディチャンプ
○フィアーノロマーノ


このメンバー相手なら昨年のマイル統一王者インディチャンプが抜けている。中山記念も着順ほど内容は悪くなかった。結果オーライで皐月賞を制した福永祐一の運もある。アーモンドアイの参戦でヴィクトリアマイルが好メンバーになりそうなので、彼女たちと安田記念でやり合うためにも「前哨戦仕様でも完勝」したいところだ。

相手はフィアーノロマーノでいいのでは。直近2走の好走はともに7ハロン戦だが、昨年のダービー卿CTでプリモシーン(ヴィクトリアマイル2着、東京新聞杯1着)を封じ込めた実績があり距離は問題ないだろう。

ヴァンドギャルドは人気先行型、レッドヴェイロン(エリモピクシーの一族)は東京専用機、ヴァルディゼールはリステッドを勝っただけ。

東京11R  フローラS

◎ホウオウピースフル
○スカイグルーヴ
▲ヴォリアーモ


エアグルーヴ所縁の2頭(アドマイヤグルーヴの孫とラストグルーヴの子)が人気を分け合っているが、クラシック王道組は桜花賞に出ているため、例年通り空き巣メンバー。レッドルレーヴのフラワーC 2着にしても、レースの格は重賞でも中身は1勝クラス同士の争いで、重賞実績としてカウントしていいのか怪しいもの。このレベルならオープン実績はあまり気にしなくていいのではないか。

 
前走のクイーンCは距離短縮で負けたが、10ハロン戦なら見直せる◎ホウオウピースフルから。1月の京成杯2着以来となるスカイグルーヴが相手本線。▲ヴォリアーモは東京12ハロンゆりかもめ賞経由組。同レースの勝ち馬は忘れな草賞(L)で1人気3着。格上挑戦でもやれる下地はあると思う。馬連流しと三連複で。

中山11R  皐月賞

◎サトノフラッグ
○サリオス


無敗の朝日杯FS馬と無敗のホープフルS馬が共にぶっつけ本番で初対決。サリオスは父ハーツクライの晩成血統で朝日杯の勝ち時計は阪神ジュベナイルF(レシステンシア=桜花賞2着)よりも遅かったが、2着に負かしたタイセイビジョンは昨日のアーリントンCを完勝。サウジアラビアRCで負かしたクラヴァシュドールもチューリップ賞2着、桜花賞4着と主役級の活躍。負かした相手は弱くない。

一方、コントレイルは父ディープインパクトのクラシック血統だが、ホープフルSで2着に下したヴェルトライゼンデはスプリングSで伏兵相手に完敗、3着ワーケアも勝ち切れていない。ホープフルS東京スポーツ杯ほどの衝撃はなかったし、広い東京コースでこそのタイプにも映る。皐月賞に限ればサリオスの方が上と見る。

 
本命は弥生賞を完勝したサトノフラッグ。弥生賞は本番と同じコース・同距離にも関わらず、ここ数年は皐月賞に直結していない(共同通信杯からの直行がブームになりすぎた)が、久々に本番でも通用しそうな馬が出現した。重馬場は前走で克服済み。無敗の2頭がともに休み明けなら、一番の安全牌はこちらではないのか。この馬も父ディープインパクトのクラシック血統である。単勝馬単で。

阪神11R  桜花賞

◎サンクテュエール
○デアリングタクト
▲マルターズディオサ


一番強いのはおそらくデアリングタクト。でも、桜花賞の舞台に一番合うのはサンクテュエールだと思う。やはりこの舞台は父ディープインパクトが有利。シンザン記念からのぶっつけ本番はアーモンドアイと同じ。ルメールは2年連続同レース優勝中。いい枠引けたしポジションを取りに行く器用さもある。フルスロットルのリアアメリア相手でも0.1秒しか負けない地力も上位。3人気なら単勝で。

相手は前走で異次元の末脚を見せたデアリングタクト。祖母のデアリングハートは最強世代が揃った桜花賞で3着大健闘。同期にはラインクラフト桜花賞NHKマイルC)、シーザリオオークス、米オークス)、エアメサイア秋華賞)がいた。なお、父エピファネイアはライバルだった同期シーザリオの息子である。最強世代の血の結晶。オークスではこちらを本命にする予定。チューリップ賞Vの▲マルターズディオサも馬券圏内なら十分ありそう。絶好調のキズナ産駒。2歳G1で突き抜けられたレシステンシアには前走でリベンジ。勝負強いし戦績も安定している。

リアアメリアはぶっつけ本番よりもフルゲートが不安。レシステンシアは外枠で減点。覚悟を決めて行くしかない枠なのがどちらに出るか。前走のような緩い逃げだと目標にされて捕まっちゃうよね。有力馬に前に行けるのが多いのもマイナス。