中山11R 弥生賞ディープインパクト記念
◎サトノフラッグ ○ワーケア ▲ウインカーネリアン
今年から「ディープインパクト記念」が付いた弥生賞。かつてはフジキセキやアグネスタキオン、ディープインパクトが盛り上げたレースだが、G1ホースのサリオスもコントレイルもぶっつけ皐月賞のためG2でもメンバー揃わず。「何が何でも出走権確保」という馬も減り少頭数、しかも引き続き無観客競馬。寂しいね。
本命はサトノフラッグ。前走の自己条件の勝ち時計は同条件ホープフルSと同タイム。唯一のディープインパクト産駒、弥生賞男の武豊と条件は全て揃った。ワーケア、オーソリティが目下のライバルだが、2歳リステッドレースを勝っただけの一線級からは何枚か劣る相手。昇級初戦でも通用するはず。残り2頭の比較はワーケアに軍配。父ハーツクライだし本当に良くなるのはまだ先だろうけどね。
以下、伏兵ウインカーネリアンの逃げ粘り警戒。
中山11R 中山記念
◎ラッキーライラック ○ウインブライト ▲インディチャンプ △ダノンキングリー
9頭しか出ていないのにうち5頭がG1ホースという超豪華メンバー。せっかく開幕週に素晴らしいメンバーが揃ったのに、コロナウイルス感染防止のために無観客競馬になってしまったのは残念。行きたかったですね現地。
本命はエリザベス女王杯で復活したラッキーライラック。前に行ける器用な脚質で決め手も上位。香港でも見劣りしなかった。コース適性では現在同レース2連覇中のウインブライトが断然だが、秋のオールカマー惨敗を見ると「中山だから」と思考停止して買うのは少し怖い気がする。休み明けだしね。昨年のマイル統一王者インディチャンプが▲、ダノンキングリーは出遅れた毎日王冠以降狂ってしまったリズムが戻るかどうか。皐月賞ぐらい走れば文句なしで勝ち負けなんだけどね。
東京11R フェブラリーS
◎インティ ○アルクトス ▲ミッキーワイルド
初ダート戦を圧巻Vで飾ったモズアスコットの取捨が焦点。勢いのままに連勝を重ねたのはクロフネとメイショウボーラーぐらいなので過信は禁物。特にモズアスコットはマイルよりも1400mの方が良いタイプ。根岸Sは距離の恩恵もあった。スワンS好走→マイルCS大敗は2年連続。今回は「信用しない」と判断。
昨年の覇者インティが本命。逃げなくても馬券圏内に入れた東海Sは収穫あったが、やはり単騎で逃げてこそのタイプ。昨年対比でメンバーは薄くなっているし連覇チャンス濃厚かと。相手は久々でもアルクトス。南部杯から休養を挟んで減りすぎていた馬体も回復。小波乱ならミッキーワイルドの巻き返しか。乗り慣れた北村友一に戻るのもプラス。
東京11R 共同通信杯
◎ココロノトウダイ ○マイラプソディ ▲ダーリントンホール
3戦3勝マイラプソディの始動戦。無傷の3連勝中だが京都2歳Sのレースっぷりは勝負処で反応が鈍くなる等子供っぽさを見せていた。サリオスやコントレイルにはまだまだ完成度で及ばない。「次で人気になるようなら蹴とばそう」と決意していたのだが、調教は本当によく動くので初心が揺らぐ。蹴飛ばすのはまだ先の方が良いのかな。まあ、大物感で人気被りした馬の化けの皮が剥がれるレースでもあるので疑う気持ちは持っておきたい。
レコード決着となった葉牡丹賞で2着のエヴァーガーデンを物差しにして、きんもくせい特別で同馬に勝ったココロノトウダイ、葉牡丹賞で同馬にクビ差及ばずだったダーリントンホールとマイラプソディのボックスで。