オオカミ少年 -超-

だらだらと当たらない予想を書き続けていたら元号が変わっていたの儀

京都11R  京都牝馬S

エイシンティンクル  5人気 10着
○アルーシャ


スワンSといいこのレースといい京都T1400は外枠追い込み天国のイメージがあるが、脚質決め打ちでワントゥワンを買うと罠になりそうな予感。マイル重賞3連続2着後の阪神カップあっさり負け。1400よりもマイルでこそのタイプ。それに今年は前々決着と踏んでるので、展開利はないと思っている。

54kgで出られるエイシンティンクルとルメールが乗るアルーシャの馬連・ワイド。昨年Vのミスパンテールは56kg(牡馬58kg相当)で割引。

レースの結果

1. … ⑽ デアレガーロ     池添謙一 ⑨	1:21.0
2. … ⒂ リナーテ       武豊   ⑦	1/2
3. … ⒀ アマルフィコースト  坂井瑠星 ⑬	クビ

昨年2着馬とはいえ+32kg、こんなの買えるか!

東京11R  クイーンカップ

◎カレンブーケドール  4人気 4着
○クロノジェネシス
▲ビーチサンバ


雪で順延の影響が(特に関西馬に)どう出るのか。阪神ジュベナイルFで2,3着のクロノジェネシス、ビーチサンバの間に何が入るかだけのレースだったが、その2頭はともに関西馬関東馬のカレンブーケドールにもチャンスが出てきた。相手なりにしか走らず勝ち切れないタイプも、新馬戦で0.0秒差接戦した相手は昨日の共同通信杯を楽勝したダノンキングリー。重賞でも勝負できる能力はある。

レース結果

1. ○ ⑼ クロノジェネシス   北村友一 ①	1:34.2
2. ▲ ⑹ ビーチサンバ     福永祐一 ②	クビ
3. … ⑷ ジョディー      武藤雅  ⑦	1/2

レースの上がりが33.8秒というスローペースの瞬発力勝負。逃げたジョディーが3着に粘ってるように前有利のレースだったが、出遅れたビーチサンバとビーチサンバが追い出すまで待ってから仕掛けたクロノジェネシスがワンツー。結果的に2頭の力が抜けてましたね。2歳G1時と勢力図は変わらず。

レンブーケドールは好位からレースを進めて展開利もあったがキレ負け。悲観する内容ではない。力は出し切っている。

東京11R  共同通信杯

◎アドマイヤマーズ  1人気 2着
○ダノンキングリー
注ナイママ


まずは降雪が収まってよかった。4〜5年前だっけ?雪で東京競馬が開催延期ばかりだったの。明日に順延されたクイーンカップが心配ですね。特に滞在を余儀なくされている関西馬の扱いが。このレース、もっと昔には芝で開催できなくてダート変更なんてこともありましたな。エルコンドルパサー懐かしい。


共同通信杯は堅く収まるレースというイメージだったが、ここ数年は6人気の好走(オウケンムーン、エトルディーニュ、ディーマジェスティ)が続いている。今年の6人気はナイママ。札幌2歳Sでニシノデイジー、クラージュゲリエの間に割り込んだ地方馬だ。降雪で少し重くなった芝ならチャンスあるかも。

本命は2歳王者アドマイヤマーズ。相手は重賞の戸崎減点もダノンキングリー。人気のフォッサマグナはT1400デビューでここが2戦目。2戦目でこのレースを勝ったのはリアルスティールだけ。そのリアルスティールもデビュー戦はT1800でした。

レース結果

1. ○ ⑴ ダノンキングリー  戸崎圭太 ③	1:46.8
2. ◎ ⑷ アドマイヤマーズ  デムーロ ①	1 1/4
3. … ⑹ クラージュゲリエ  武豊   ④	4

逃げた(逃げさせられた)アドマイヤマーズを目標にしながら、インコースから抜群の瞬発力を発揮したダノンキングリーが無傷の3連勝で重賞初V。アドマイヤマーズはずっと力んで走ってたな。それでも3着以下には4馬身つけてるから強いんだけど。距離は皐月賞はギリギリ誤魔化せなくもないが1800までかな。

京都11R  京都記念

◎パフォーマプロミス  4人気 4着
○ステイフーリッシュ
▲ダンビュライト


G1以外では崩れていないG2ハンターパフォーマプロミスから。強い明け4歳でステイゴールド最後の世代のステイフーリッシュは同距離同コースの京都新聞杯勝ちがありコース適性も十分、人気薄でこそのタイプなので1番人気はアゲンストだが仕方ない。新旧の父ステイゴールド丼が本線。先行力侮れない▲ダンビュライトはこの人気なら押さえておくべきではないでしょうか。

マカヒキは好走しても驚かないがこの人気で外枠で買う気にはならないな。タイムフライヤーも人気しすぎだし見送りで良い。

レース結果

1. ▲ ⑻ ダンビュライト    松若風馬 ⑥	2:14.8
2. ○ ⑽ ステイフーリッシュ  藤岡佑介 ①	クビ
3. … ⑿ マカヒキ       岩田康誠 ②	クビ

序盤は超スローペース、ブラックバゴがまくり発動してからは出入りの激しいレースに。上手く外に持ち出して抜け出したダンビュライトがAJCC以来のG2制覇。松若とのコンビでは3戦3勝。気性難の馬をあのペースでよく制御した。ステイフーリッシュは堅実な末脚。パフォーマプロミスはもうひと伸び足りなかったね。

ブログ移転のご挨拶

はてなダイアリーのサービス終了に伴い「オオカミ少年」は追い出されてしまったので、この度「はてなブログ」へと移転、サイト名を「オオカミ少年ー超ー」として出直しすることになりました。そろそろ髪色が青くなるかもしれぬ。事前に告知できなくてすまぬ。デザインがオシャレになってしまってすまぬ。

インポートが簡単だからととりあえず「はてなブログ」にしたのですが、正直あまり仕組みがわかっていません。はてなブログはてなアンテナ経由だと更新を拾ってもらえないっぽい。アンテナ経由の読者は失ってしまったかもしれぬ。「アンテナ経由」なんてもう死語か。平成も終わりそうな今日この頃です。

HTML直打ち全盛期にサブサイト扱いで始めて競馬特化に衣変えして早15年。その間、流行りはHTMLからブログ、SNSと移り変わってきたけど、よくこんな古臭いスタイルで続いているものだね。おかげで文章を書くことへの抵抗はなくなりました。そのスキルは仕事で少しだけ役に立っているかもしれん。時代が時代ならテキストではなくyoutubeで顔出し動画予想とかしてたんだろうか。そしたらプレゼン上手くなっていたのかな。


競馬自体もトライアルの意義が薄れてぶっつけが増えたし、外厩全盛で調教師は最終調整しかやらなくなったし、ノーザンファームの使い分けだ、ルメール の使い分けだとあの頃からは随分と違うスポーツになってしまった。変わらないのはコナンくんがまだ小学生なことぐらいか。今年はコメント欄だけで済ませていたレース回顧もできるだけ書いていこうと思っていますのでよろしくお願いします。

京都11R  きさらぎ賞

◎アガラス  2人気 7着
○ヴァンドギャルド


昨年の東スポ杯のレベルが高かった(1着ニシノデイジーホープフルS 3着、4着ヴェロックスが若駒S圧勝)のでそれを素直に信頼。同距離同コースの共同通信杯ならさらに信頼度は増したんだが、まあ京都変わりも少頭数だし能力差で補える。ニシノデイジーと僅差の勝負をできるのはこの2頭ぐらいでしょう。

オルフェーヴルの子、ダノンあたりが人気を吸収してくれればありがたい。馬連、ワイド。

レース結果

1. … ⑷ ダノンチェイサー   川田将雅	③	1:49.0
2. … ⑴ タガノディアマンテ  岩田康誠	⑥	2
3. … ⑹ ランスオブプラーナ  松山弘平	⑦	1/2

典型的な前残りレース。ダノンチェイサー完勝だけど最後方から突っ込んできたタガノディアマンテの方が印象に残っている。東スポ杯組はいい所なし。何れにしても、あんまり先に繋がりそうなレースじゃなかった。

東京11R  東京新聞杯

ロジクライ  3人気 9着
○レイエンダ
▲サトノアレス
△ジャンダルム


明け4歳が強いことはわかった上で、敢えて「弱い世代」扱いされているロジクライから入ってみたい。この世代、レベルが低かったのは主に牡馬クラシック組(ディーマジェスティマカヒキサトノダイヤモンド)で、牝馬メジャーエンブレムシンハライトヴィブロスもいたし、マイル路線も決して低レベルではなかった。
その世代で後の桜花賞馬ジュエラーを破ったシンザン記念の覇者こそロジクライである。その後は長期休養もあって出世が大きく遅れたが、昨秋富士Sを完勝して完全復活。左回り芝では重賞勝ちも含めて3戦2勝2着1回とパーフェクト。先行力のある馬だし連軸に据えるには最適かと。

距離短縮してきたレイデオロの半弟レイエンダも有力候補。マイルはやってみないとわからないけど東京の方が走りやすいだろう。揉まれない外枠もプラスに作用しそうだ。

以下、一か八かの末脚頼みも東京コースでは崩れていないサトノアレス、強い明け4歳世代でタワーオブロンドンとは能力的に差がないにも関わらず近走不振で無視されているジャンダルムの激走まで押さえておく。

レース結果

1. … ⑵ インディチャンプ   福永祐一	①	1:31.9
2. … ⑹ レッドオルガ     北村友一	⑥	1/2
3. ▲ ⑴ サトノアレス     柴山雄一	④	アタマ

インディチャンプ、出遅れても慌てることなく余裕の差し切りで重賞初制覇。ステイゴールドのラスト世代、エタリオウよりも先に重賞勝ってしまった。毎日杯でブラストワンピースの3着と能力の片鱗は見せていたけど、この好メンバー相手にあっさり勝てちゃうのはびっくり。マイルは同世代のステルヴィオが王者というスカスカ状態なのでG1のチャンスも十分。
なお、1番人気がこのレースを勝つのは12年ぶりとのこと。調べてみたらスズカフェニックスだった。現地で見てたわ。懐かしい。

ロジクライは早め先頭で押し切れず、自分のレースはできていたので仕方ない。レイエンダはマイルでは忙し過ぎてついていけていなかった。タワーオブロンドンは成長を感じないし重賞ではワンパンチ足りない。サトノアレスはいつもすげー脚で追い込んでくるんだけど、坂を上りきると脚色が同じになってしまう癖が難点ですね。